妻が絶対安静になり、夫は嫌でも家事と子育てをやらねばならなくなった。
「面倒くさい」「疲れた」「やりたくない」
それが夫の口癖みたいなもの。
彼はその3つのワードを言いながらも、「やりたいことをやる人より、やりたくないことを信仰によってやる人の方がまさる」と聖書は言っているんだから、僕は聖書的なんだよ、とへらへらとしている。
たしかに彼はわたしと違って、やりたくなくてもやるべきことをやっている。
その動機が聖書にあることを学び、改めて尊敬をおぼえると同時に、神の力を知る。
夫がわたしの機嫌や状態だけを見ていたら、こんなに穏やかに家のことをしてくれなかっただろう。
夫婦で互いを見るのではなく、第一に神を見て愛し合うこと。これが神にある家庭の土台であり、この与えられた状況を乗り越える力なのだと確信した。