夫はおもしろい。
毎週のように、週の半分は豚汁が食卓に出る。昨日も今日も同じなのに「やっぱり豚汁っていうのはいいね〜!」と毎回嬉しそうにする。
スーパーで買ってきたとんかつを「買ってきたやつで申し訳ないけど」と言って出すと、「買ってきて、お皿に並べて、温めてくれたら、それは妻の手料理だ」と言って喜ぶ。
この2年の結婚生活を一言であらわすとなに?と聞くと、「圧っ迫!」と屈託のない笑顔で言う。
この妻を楽んでくれる夫はちょっと次元が違う。
最近、またニコニコしながら「妻は怒ってばっかりだから、こっちはビクビクしながら生活しているよ」と何気なく言われた。
良い加減、子育てをしているからとか、色々なことを言い訳にせず、私も夫を大事にしなければ、と思った。
朝5時に起きるようになった。
忙しくしていた朝を、少し余裕を持って過ごそうと考えた。
今までは息子と一緒に起きて、眠たくてイライラしながら過ごすことが多かったが、この習慣を変えるべきだと思った。私が理性的にそう思えたのは、御霊の働きでしかない。
息子が起きる前に、凄まじいスピードで家事を終わらせ、夫とゆっくり会話をし、二人で静まって祈り、見送る。すると、何でそんなに早朝からニコニコしているんだろう、と不思議なくらい、夫は嬉しそうに出ていくようになった。
妻の与える影響はあまりに大きいことをはっきりと見せられる。
夫は、自分の力で得たものではないことを思い出させられる日々。神が私にくださったすばらしい恵みだからこそ、大事にする。大事にできない言い訳はいくらでも出てくるけど、大事にできる理由がここにあった。
与えれらたこの夫婦関係を通して、もっともっと神を体験できると確信している。