神から沢山のものが与えられている。
その所有者は神だから、神の方法で管理する。
自分のものとして使ってはならない。
つわりを理由に怠っていた家計の管理をようやく再開したところ、だいぶ計算が合わなかった。
どんなに記憶を辿っても、やっぱり合わない。
寛容な夫は私を微塵も責めなかったことが救いだが、この事態に私は一人腹を立てていた。
一時間色々と考えたり、納得しようとしたけれど、やっぱり神のところへ持っていかないと、どうにもならなかった。
「もうわからないことはしょうがない。結果を受け入れていこう。」そう言って夫婦で神に正直に謝り、向きを変えた。
家計の管理は、本当に自由にやらせてもらっている。好き勝手できるから、調子に乗ることも多い。それが今回の結果だった。神から与えられていると言いながら、自分の所有となっていたことを悔い改めた。
祈りが始まった。
「神の方法で管理できるように助けてください。何でも自分のものにする弱さから解放してください。」