息子がよく話すようになってきたので、夫と私は、彼に色々な選択をさせる。
どのオムツを履くのか、どのお菓子を食べるのか、どっちを買うのか。
彼はあまり悩まず、「こっち!」と一丁前に選ぶ。夫だったら数分はかかるが、息子はすぐに決めてくれるから、助かる。
はっきりしていて面白い子。
そんな彼を見た夫が「あとは神に従うことを選ぶだけだ!」と言った。
神を信じていない人と話す時、「何か悩んでいることはないか?」「困っていることはないか」。私はそれを聞きがちで、苦しみがないなら、神を求めることもないかと諦めていた。でもその時も夫に「そうじゃなくて、本人の決断だよ」と教えられた。
弱さを通して、苦しみを通して、あるいは喜びを通して、神の造られた作品を通して。
何を通して神に出会うかはわからない。
でも、最後に必要なのは本人の決断になる。
私も、神を信じることを自分で決断した。
この時から“決断”を祈ることが始まった。