夫が弱り、頼れなくなった(正確にはあれこれ指図できなくなった)。
夫に仕えなさい、という神の言葉に従うことを決めていた矢先、半ば強制的にその実践期間が与えられた。
過ごしてみて教えられたのは、夫がどんな状況であれ、私の妻として母としての役割は何一つ変わらないということ。
これまで散々夫をこき使ってきた。協力と言えば聞こえは良いが、その多くは私のやるべき役割を彼にやらせていただけだった。今回は、それを認めざるを得ないほど、私の実態をまじまじと見せられた。
この期間、夫がどうしたらリラックスできるか。リフレッシュできるか。喜ぶか。色々考えながら行動する。
すると、私は色んなことに気づき動ける人間であることを思い出させられ、この特技を夫のためにもつかうべきだと思った。いやむしろ、聖書は、神の次に家庭を大事にしなさいと教えているのだから、当然そうすべきなのである。
何を聞いてもまあまあしか答えられなくなるほどに弱ってしまった夫。こうして彼が弱る時に私はなぜかいつもシャキッとする。
でも、彼が回復しても、この期間神が教えてくださったことに従い続けると決めた。夫に仕えなさいという神の教えがあるのだから。
結婚2年目にしてようやくである。
神の言葉の実践の中に、神が豊かに働かれることを信じて。